日高屋の信頼を支える食品安全マネジメントシステム
2015年5月、行田工場における食品安全マネジメントシステムが、国際社会に通用する食品安全規格と認められ、「ISO22000」の認証を取得しました。
創業当初から、お客様に安全・安心な料理を提供することを経営ビジョンに掲げ、すでに埼玉県からは「彩の国ハサップ」を取り入れた優良施設として認定されています。
しかし日高屋の安全・安心への取り組みはとどまることを許さず、グローバル社会に通用する新たな食品安全マネジメントシステムを構築。さらなる進化の道を歩み続けています。
「PDCA」サイクルの循環が高品質、高安全・高安心の仕組みを充実させる
ISO事務局として食品安全チームを結成し、原料から製造出荷までの製品の安全を管理。工場内の内部監査や、製品回収訓練、メンテナンス管理、また勉強会を開催し安全に対する意識向上を図っています。品質管理の仕事では、メーカーチェックや、原材料衛生検査、製造状況の確認や現場環境の調査、製品品質検査、クレーム原因調査……等々。
日々の業務は多岐にわたりますが、とくに大事なのは、何か不備があったら、原因を分析し、二度と同じことが起こらないような仕組みづくりをすることです。
つまり、「PDCA」〈Plan(計画)→Do(実施)→Check(評価)、Action(改善)〉を繰り返し行い、継続的に改善を行う。この地道な取り組みが、高品質、高安全・高安心の仕組みを充実させると確信しています。
“和して同ぜず”をモットーに、同調、妥協することのない“自らを律する心”を養う
品質保証の仕事は、どんな理由があっても不備があれば指摘し、記録・報告し、改善させることが基本です。それは会社の仲間であっても同じ。
そのためには、自分を律する心を忘れてはなりません。私がモットーとする「和して同ぜず」という故事は、「人との調和は大切だが、道理や自分の信念を曲げてまで人に合わせるようなことはしない」という意。
安全・安心なおいしい料理を提供することが、お客様の満足や笑顔につながるのですから、厳しい判断、決断は理の当然。
お客様の信頼を第一に、一人でも多くの日高屋ファンを増やせるよう貢献することが私のやりがいです。